広島県公立高校入試選抜Ⅱの倍率推移

2月24日に公立高校入試選抜Ⅱの最終倍率が発表されました。

全体では1.02倍、普通科は1.06倍、最も高いのは看護科1.90倍です。

過去4年分の推移をまとめたものが次の表です。

昨年度の倍率が高いと次の年は低くなる傾向があります。

また、今年度より広島商業が1つの学科に統一されています。

今年度では舟入高校が1.71倍から1.30倍になっています。広島六校(基町・舟入・国泰寺・井口・皆実・観音)については少しずつ倍率が高まってきているようです。ただし、井口高校は定員が昨年より増えたこともあり、今年度は入りやすい倍率になっています。

来年度からは選抜Ⅰは廃止され、新しい入試制度になります。これまでの倍率の傾向が変わる可能性も十分にあります。受験生は模試や学校の復習テストなどで結果を出せるように計画的に復習をしてください。
広島県の高校入試は全国的に見ても新しい大学入試を見据えた思考力や読解力、表現力をもとめられる問題が出されます。ここで頑張った経験は、必ず大学入試にも活きてきますので、そういった問題に触れることができるチャンスだと考えると前向きに取り組むことができます。

まずは一度入試問題にチャレンジしてみてください。もちろん習っていない範囲の問題が多数あると思いますが、何に向けて勉強をするのかを知ることは大きなアドバンテージになります。

ゴールがわかれば、自分の年間学習計画というのも大まかにわかってくるでしょう。