最難関大学入試突破の条件~高校生対象・尾方ゼミ通信~ 

今年も共通テストの教科が増えるなど移行期の大学入試を突破された皆さん、本当におめでとうございます。そして、お疲れさまでした。現役合格された方には共通点がありました。東京大学理科Ⅰ類合格のY君を例として後輩の方へのアドバイスとさせていただきます。

①現代国語を早めに得意にしておくこと
もっとも成績アップに時間のかかる現代国語を早いうちに「いつも正しい基本動作」を行えるクセをつけておくことで受験前に多くの時間を割く必要なく、何より数学,物理,化学の理論読解力にまで役立ちます。特に論説文の性格な読み取りはあらゆる教科のテキスト理解につながります。

②教科に応じた学習法
学校の進度が速い物理においてYくんはややとまどった時期がありましたが、物理は文字通り「物の理屈」であり、先人の発見した理論や法則そのものを自分が説明できるよう心がけて頂いたことで、数学のようにとにかくたくさんのパターンに当たって「着眼点」を柔軟にもつことよりも、あくまで理論,理解のあとで確認として良問を数より質を重視してこなしておられました。本番では二問完答を達成され、むしろ得点源の1つにまで学力がが高まりました。

以上、「時間のかかる教科に早めにとりくむこと」「教科によって勉強の意識を正しくもつこと」が時間のない現役生にとって少しでも余裕を生み、結果化学ではつい数日前に学習した昇華曲線が出題され、数学ではlogとはさみうちの極限求値といった個別で二度ほど取り上げた問題が本番で出題されるという「運」まで引き寄せられたのだと思います。

尾方ゼミではどのように学習をすすめていくかをもアドバイスをし、志望校合格へ導いています。