中2の数学で100点続出!

吉島中学校の前期期末試験がありました。夏休み明けということもあり、しっかり夏休みで準備をしてきたかどうかで得点率に差がでています。

この度の大江塾中2の生徒は軒並み点数アップをし、1クラスの半数が100点を取ってきました。平均点も60点と聞いています。少し易しめとはいえ、みんなの努力が素晴らしい結果につながっています。

さて、その中でもあるA君の話をさせてもらいます。
A君は入塾前に50~60点くらいを前後していました。入塾した際には決して理解力がないわけではないが、勉強に対する意欲があまり見られない状態でした。

具体的には
間違いがあってもそのまま答えを写して終わりにする
宿題はあまりやってこない、あるいは答えを写してくる
授業中はぼんやりして説明をあまり聞かない

これでは成績は上がりませんね。
そんな子供が100点を取ってくるなんて、信じられますか?

どのようにアプローチをするか

一つの答えとしては、勉強に自信を持ってもらうことです。

勉強に意欲がわかない生徒は

勉強が面白くない→勉強しない→テストで点が取れない→自信がなくなる→勉強がおもしろくない

という負のスパイラルに陥りがちです。

どこかを一転突破で断ち切ることが大切です。

勉強を面白くできるようにするのか、勉強をたくさんするのか、テストで点を取れるようにするのか、自信をつけてあげるのか

一番良いのは、勉強が面白くなり放っておいても勉強をすることかもしれません。
ただ、そもそもそうなっていれば負のスパイラルには陥ってないわけです。

まずは基本問題の反復で、何はともあれ得点を取ることです。また、勉強の進め方を粘り強く子どもに理解してもらうための労力も必要です。決して焦ってはいけません。

間違えた問題は必ず直しをすること、答えを見てもよいが丸写しにならないようにすること、テスト前には課題を3回繰り返すこと

子供のことを考え、真剣に話をすれば少しずつできるようになっていきます。この少しずつできるようになっているときに、全力でほめてください。事実として変わろうと努力できたことはすごいことなのです。掛け値なしでほめることを心がけましょう。

ほめらると人は気分もいいし、苦手な気持ちもやわらぎ、むしろ得意なことに感じるようになっていきます。

その結果、点数が上がって、結果がでれば、自信につながっていことになります。

本当のところは、自分の興味があることに対して自ら進んで学習をすることが将来につながる力となるでしょう。しかし、まずは徹底した基本の反復で壁を自力で乗り越えられるよう、サポートしていくことが大切になります。