2023年公立高校入試・倍率の推移【広島市】

2023年の広島県公立高校入試の最終倍率が発表されました。過去5年間の倍率推移と一緒に下の一覧表に掲載しています。全日制の全体平均は1.00普通科は1.06倍、もっとも高いのは看護科1.25倍となりました。

今年度は、入試制度が変更されてからはじめての入試となります。広島県の公立高校は全体として倍率が下がってきていて、1倍を切る学校や学科が多くなってきています。特に山間部や島の学校で顕著です。一方で加計高校(2.20倍)のように独自性を出して人気の学校もあるようです。

広島市の中心部の学校ではいまだに倍率は高いままです。旧六校(基町・舟入・国泰寺・井口・皆実・観音)はなかなかに難関といえます。

こうした人気校に合格するには3年生での頑張りは必須として1,2年の単元を定期的に復習することが大切です。理科や社会などは1~3年の単元が幅広く出題されます。これを苦手のまま放っておくと3年生で挽回するにも、3年生の勉強とともに復習をするのは大変です。

公立高校入試の各教科の点数分布を見ると、数学や英語は分布に大きな山があり、平均に集まる分布をしています。理科や社会は低い点数から高得点まで山があまりない分布が広がっています。これはつまり、理科や社会ではきちんとやれば取れるが、やっていないと顕著に差に表れるということになります。

大江塾では、講習会での徹底復習のほかにWEBドリル「Vector」を使い、毎月1000問近くの課題を配信しています。定期的に復習も入れて、全教科の基礎特訓をしますので復習や基礎特訓には最適です。習慣づけをすることが合格への最短の道になるでしょう。

 

    2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 今年度
選抜(Ⅱ)
 定員
学校名 学科名 志願
倍率
志願
倍率
志願
倍率
志願
倍率
志願
倍率
広島国泰寺 普通・普通 1.44 1.36 1.54 1.55 1.52 240
普通・理数 1.18 0.98 1.42 1.40 1.23 80
広島市立基町 普通・普通 1.23 1.25 1.20 1.48 1.25 320
普通・創造表現 1.30 1.05 1.65 1.85 1.35 40
広島市立舟入 普通・普通 1.59 1.29 1.71 1.30 1.52 280
普通・国際 1.95 1.10 2.10 0.85 1.38 40
広島皆実 普通 1.63 1.68 1.58 1.73 1.56 240
衛生看護 2.05 2.45 1.80 1.90 1.25 40
体育 1.00 1.00 1.00 1.00 1.03 40
広島井口 普通 1.26 1.28 1.34 1.09 1.35 320
五日市 普通 1.51 1.71 1.42 1.23 1.26 240
美鈴が丘 普通・普通 1.37 1.42 1.16 1.54 1.04 240
広島工業 機械 1.13 0.85 1.20 0.60 1.00 80
電気 1.48 0.90 0.83 0.90 1.13 80
建築 1.65 0.78 1.15 0.82 0.93 80
土木 1.15 1.00 0.60 0.25 0.98 40
化学工学 1.00 0.60 0.15 0.23 0.45 40
市立広島工業 機械 1.15 1.35 1.55 0.75 0.80 40
自動車 1.60 1.25 1.05 1.75 1.10 40
電気 1.40 0.90 1.30 1.05 0.80 40
情報電子 1.55 1.85 2.70 2.50 1.55 40
建築 1.55 1.70 1.70 0.90 0.70 40
環境設備 1.30 1.25 0.90 0.85 0.85 40
広島商業 商業 1.18 1.47 1.97 1.14
情報
ビジネス
に統合
0.94 320
国際経済 1.05 0.85 0.44
会計 1.05 1.38 0.80
情報システム 1.40 1.20 1.40
市立広島商業 みらい商業 1.68 1.07 0.54 0.57 0.93 240
広島観音 総合学科 1.63 1.33 1.40 1.84. 1.46 280